復習 【 神の使者 】 二元主義② [神の使者]
当然ながらこの姿勢の段階では、神はきみの外側のどこかにいることになる
こっちにきみがいて、あっちに神がいて、両者はばらばらだ
ほんとうは現実である神が遠い幻想のように見える
ほんとうは幻想である世界がここにある現実に思える
理由はあとで言うが、きみの心は家から離れた放蕩息子のように引き裂かれているので、無意識のうちに分裂した心がもつ特徴を神に付与しようとする
そのために神と神のメッセージと思えるものが矛盾してしまう
このほとんどが無意識に行われる
だから自分の分裂した心のなかではなくて、外側の世界に実在するように見えるんだ
それで神は赦しであると同時に怒りになる
神は気分次第で愛したり殺したりする、ってね
これは二元論の心の特徴にはぴったりだが、神の特徴だとはとても思えないよね
言うまでもなく、このために無数の奇妙なことが起こる
土地や財産を奪うために、ある正義や宗教をすべての人に押し付けるために、ほかの人を殺せと神が命じる、なんて考え方もその一つだ
この愚かな悲劇を、現代社会はすべて当然だと思っている
まったく狂気の沙汰なんだがね
【 二元論では、神はきみの外側のどこかにいることになる 】
日本人はあまり日常的に神と関わっていない気がします。というか関わりが減ってきたと言うべきでしょうか。
欲しいものを手に入いれることができるお金さえあれば神などいなくても、という考えがはびこっているような。
むしろ神なんて言っている暇があったら働け、という感じでしょうか。
しかしお正月になれば初詣に神社へ行き、家内安全や商売繁盛、健康などをお祈りする。
やはり日本人の多くも神は自分の外側にあると思っているので、神社へ行ったりお金や物質を重要視するのでしょう。
神社へ行くことはべつに悪いことではない、と彼らは言うと思います。
そのほうが気分が落ち着く人もいるでしょうから。
P.50にもあるように『かたちある宇宙のものは、いっさいスピリチュアルとは見られないってこと』だし『真にスピリチュアルなのは、その宇宙の外側にある』ので、お金も神社もスピリチュアルかといえばそうではないのでしょう。
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